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施術マイスターが語る 健康コラム

第10回

うがい・手洗いだけではダメ!?
風邪・インフルエンザ対策の原則とは?

秋も深まり本格的に寒くなってきましたね。この時期は体調を崩す方が多いですね。特に風邪がとてもはやっています。実はあまり知られていないのですが、整骨院でも風邪の施術を行っているところがあります。私の院も、お医者さんから処方された風邪薬がなかなか効かず、一週間以上も症状が改善しない方などが来院されています。 今回のコラムでは、それらを踏まえてどのように風邪やインフルエンザなどの対策を行ったらよいか、その原則をお話ししたいと思います。
風邪は、ウィルスや細菌が感染しておこります。ですので、昔から風邪の予防といえば「うがい」や「手洗い」が指導されてきています。しかし、ウィルスや細菌はもともと皆さんの体内に存在していて「風邪として発症していないだけ」ということなのです。このように考えると、皆さんが風邪やインフルエンザの予防をどうやって行うか、次の2つを考える必要があります。  

1、 ウィルス・細菌などを増殖させないこと
2、 免疫力を高めて発症させないこと

朝起きた時「あれ、ちょっと喉が痛いな」という経験はございませんか?それは夜中じゅう、口を開けて寝ていて口の中が乾燥したのが原因かもしれません。

寝ている時に鼻が詰まっていたりすると、口を開けて寝ますよね。同様に猫背の方も仰向けになると口が開いてしまう傾向にあります。ウィルスは乾燥すると増殖しますから、こういう方は風邪をひきやすくなります。 このような方は、以下のような工夫をしてみましょう。


◆ 夜寝る前は、うがいと歯磨きを丁寧に行う。
(ウィルスや細菌と同時に、増殖要因である歯についた食べカスを出来る限り取り除いておく)
◆ 部屋の湿度を上げる
◆ 適切な枕を使用する(低めの枕を使わない)
さらに大切なことは、普段から免疫を高めておくということです。最終的に発症するかしないかは免疫力がカギをにぎっています。特に冬場は寒さというストレスが加わります。寒さは血液の循環を悪くするだけでなく、自律神経の乱れを引き起こします。特に胃腸の働きが悪くなると、身体に十分な栄養が行き届かなくなり「自然治癒力」が衰えてきます。つまり風邪をひいた方がなかなか治りづらいのは、この「自然治癒力」が働かないことによるものです。
このような方は、以下の5つの対策法を意識して行うとよいでしょう。
 5つの対策法
① ウォーキングなどの適度な運動や入浴を行い、血液の循環を改善しておく
② ストレッチやマッサージなどを行い、筋肉をほぐしておく
③ 腹巻きをする、靴下を履く、温かい食べ物や飲み物を摂るなど、冷え対策を徹底する
④ お腹のマッサージする
⑤ ストレスをためない
もし風邪をひいてしまった場合は、本来お薬を飲んでしっかり休養をとれば2~3日で回復します。それでも改善しない場合は、「自然治癒力」が低下していると考えてください。お薬は一時的には効果がありますが、身体にとってはストレスになります。長期に渡り服用すると身体にストレスを与え続けることになります。すると「自然治癒力」がますます低下する可能性があります。しっかり栄養をとり、その栄養を循環させ、しかも身体を休ませることが大切です。これを徹底すると自然治癒力も回復してくるはずです。 みなさんも風邪やインフルエンザに負けない身体を作り、寒い冬を笑顔で乗り越えましょう。

 

プロフィール

小林 篤史

柔道整復師・鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師

小林 篤史

一般社団法人日本施術マイスター養成協会代表理事
宮前まちの整骨院
http://www.machino119.com
日本初の猫背矯正専門治療院
「V-Style(ヴィスタイル)」
http://www.v-style.me

神奈川県横浜市出身。高校時代、横浜商業高校にてプロ野球選手を目指していたが、腰痛など度重なる故障により挫折。その中で日々の健康管理の重要性を感じ、日本大学文理学部体育学科に進学、トレーニング理論、機能解剖学を専攻した。卒業後、某フィットネスクラブにて指導にあたった後、治療家への門を叩くカイロプラクティックのD.C.、冷え症治療の第一人者、顎関節治療の専門家など、いろいろな先生に師事した。整形外科、整骨院、整体院、鍼灸マッサージ院などの勤務経験を積み、2006年川崎市宮前区に「宮前まちの整骨院・宮前まちの鍼灸マッサージ院」を開院した。以後「ビオラ整骨院グループ」を設立し、整骨院3院を経営。健康講座など地域への活動も行っている。また、治療家向けセミナーも開催し、後進の育成にも力を注いでいる。
※ドクター・オブ・カイロプラクティック

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